株式会社ねこまご新聞では、新聞配達をベースに、高齢のお客様に寄り添えるよう電球交換や庭の手入れ等のサポートサービス「ねこまごサポート」に加え、ハウスクリーニングや家電販売、生前整理などを実施されています。
またそこで得た収益をもとに、地域の子供の居場所として、無料の学童「しゅくだいカフェ」や「子ども食堂」といった取り組みをされている、地域に愛される企業です。
今回デジタル業務効率化支援をしました、株式会社ねこまご新聞の水谷さんと今西さんにインタビューをさせていただきました。
#堺市デジタル化マガジン Vol.1 にてご紹介させて頂きました!内容 | |
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・会計業務のシステム化 ・作業効率化サポート業務の管理環境一括化 ・サポート業務の数値の見える化 | |
・会計業務入力アプリ及び統一データベースの構築 ・簡易総収支表の作成 ・弥生会計へのインポート用への自動変換ツールの作成 ・案件管理データベース及び入力用アプリの構築 ・サポート業務及び会計の数値の見える化 | |
・会計書類作成時間短縮 3ヶ月分 ⇨ 3日 ・複数事業にまたがる顧客管理環境 ・デジタルに疎くても顧客管理できるスマホアプリ ・経営数値の見える化 | |
1ヶ月目:会計業務のアプリ及びデータベースの構築、プロトタイプ運用開始 2ヶ月目:案件管理のアプリ及びデータベースの構築、試験運用開始 3ヶ月目:アプリ等の改良、ダッシュボードの作成 |
インタビュー内容
(スタッフによる要約です。詳細は上部のYouTubeでご覧ください。)
水谷さん:代表
今西さん:なんでもやさん(実質的No.2の方です)
デジタルヒーローが関わる前と後ではどのような変化がありましたか?
(水谷さん)
事業が多角化していく中で、情報をエクセルで管理していたもののごちゃごちゃになっていた状況でした。事務作業が増える中でのデータ取りについての立て直しを考えていく必要がありました。
デジタルヒーローさんに関わっていただき、データ取りの部分が整理され、またデータの見える化によりデータを使うという戦略を打てるようになりました。データの見える化の際には過去3年間のデータも組み込んでもらったのも大きく、次からの経営戦略が立てやすくなりました。
(今西さん)
社長がやりたいことを次から次へと実施していく中で手が回らなくなっていた状況でした。そこにデジタルヒーローさんがが現れデータの見える化をしてもらい非常に助かりました。
実際に助かった点としては、3~4ヶ月かけていた確定申告の資料作成が3~4日間でできるようになったところです。実は銀行から15日で作成するよう依頼されていましたが、3~4日で問題なく作成できました。特に助かったのは、経費入力を事務員さんに依頼できたことです。スプレッドシートではなくスマホアプリから入力できるので、単純な入力作業を気軽に依頼することができました。
デジタルヒーローにお願いいただいたきっかけはなんでしょうか?
(水谷さん)
元々社内でDXを取り入れていきたいと考えていたところ、1年前に工藤さん(弊社代表)と出会いました。堺市という共通点とマニアックなほどの知識量があると知り、きっかけがあったらこの人に頼もうと思っていました。経理や顧客管理が大変になり、また助成金の話があったタイミングで頼もうと声をかけたのがきっかけです。
サービス開始前に不安なところがあったと思いますが、どんなものがありましたか?
(今西さん)
初めの1ヶ月の診断の間では、不安というより「具体的にどうなるのだろう?」「本当にどうにかなるのだろうか?」「自分の作業が増えるのかな?」という疑問の方が多かったです。診断後、具体的にどうなるかのゴールが見えてからは安心しました。
(水谷さん)
初めの1ヶ月の診断の間で寄り添っていただけたので安心できました。新入社員かなというくらい真剣に自分たちの事業のことをヒアリングしてもらい、自分たちでは気づかないようなポイントまで提案してくれたので、この時間は本当に大事だったと思います。
実際どのようなサービスでしたか?
(今西さん)
初めの1ヶ月ですごく深いところまでヒアリングしてもらい、私たちの考えも整理してもらいました。そしてどういうゴールに向かって進むのかを明示してもらったのは非常に助かりました。また、過去のデータをお渡ししたら、すごいスピードでデータが見える化されて帰ってきて「そこまでやってもらえるのか」と驚きました。修正や追加などにもすぐに対応いただき、操作方法も分かるまで親身に教えてもらいました。途中から不安は全くなかったし、もっとはやく出会っていたらなと思いました。
(水谷さん)
外部の人を呼んでくるとハレーションが起こると思うが、初めに現場まですり合わせてもらったのは非常に良かったです。みんなでゴール決めて一つになって進めていけました。時間の効率化も明らかで、データの見える化により次の施策も見えているので、予想以上のサービスでした。
サービスの中でとりわけ良かった部分はどんなところですか?
(水谷さん)
今までより選択肢が増えました。見える化によってどこに力を入れていけばいいかが分かるようになったので、非常に説得力のあるツールができたなと思います。これからは社員も活用できるようにしていきたいと思います。
(今西さん)
労力をかけずに仕事を事務員さんに振ることができるようになったことです。とても時間が生まれました。少し質問からズレますが、一番良かったなと思うのは工藤さん、奥野さん人柄で、このお二人でよかったなと思います。この人たちならお任せできるなと思えました。「これ言ってもいいかな?」というような質問やお願いでも言いやすかったです。終わっちゃうのはさみしいですね。
結果的にどのように活用できましたか?
(水谷さん)
効率化のおかげで、事務員さんの時間ができ余裕が生まれました。締め切りに追われていた状況が良くなり、雰囲気も良くなったように感じます。これからはサービス向上の時間に使っていけそうかなと思います。
(今西さん)
銀行への提出資料があっという間にできたり、社長が見たい数字を一瞬で出したりできるようになりました。これからも活用していけると思います。また確定申告の際にはものすごくパワーを発揮してもらえるはずなので楽しみです。
デジタル化への印象はどんなものに変わりましたか?
(水谷さん)
デジタル化は窮屈で不自由なイメージでしたが、自由なものであり実態はアナログなものであるとわかりました。既存のソフトだと自由度が低く、挑戦したくても思考の枠組みに囚われてしまうイメージでした。一方でデジタルヒーローさんはやりたいことを伝えると「こうやりましょうか」と、その枠組みを余裕で乗り越えていってくれる、寄り添ってくれることが大きかったです。自由はでかいです。経営者にとって、できるはずだと思うことを実現してくれることがありがたいものです。
(今西さん) 必要な機能を追加しようとするとすぐ追加料金がかかるイメージだったけど、今回のデジタル化はすべて無料のものでできたのですごいなと思いました。
どんな人におすすめですか?
(水谷さん)
業界問わず全ての中小企業さんです。デジタル化だけではなく時代にあった情報やアドバイスをくれる「デジタル顧問」のような位置付けの存在はどんな企業にも必要だと思います。一回会って悩みを相談して欲しいですね。デジタルヒーローさんは自分たちより諦めずに解決方法を考えてくれます。
(今西さん)
(私みたいな)会社の何でも屋さんですね。ソフトを取り入れたり外注すると高いから、、、と自分で抱えてしんどくなったりしている方や一人社長さん、そういう方には本当に一度話を聞いてもらいたいです。何を言いたいかがふわっとしている方も、デジタルヒーローさんは諦めずに言語化しようとしてくれますので、何となくこうしたいなあくらいでも相談すべきです。
デジタルヒーローに要望はありますか?
(水谷さん)
デジタルヒーローのサービスはまだまだ伝わりにくいと思うけど、諦めずに価値をしっかり発信し続けて欲しいです。浸透するまでのタイムラグはあるけど、頑張って!
(今西さん)
すごい考えたけど、「こうして欲しい」みたいな要望はないです。自分たちの思うレベルを超えたサービスをしていただいたので。社長の言うとおり継続して支援して欲しいので、伝えるのを諦めずに頑張ってください!
代表 水谷
電話:072-285-2587
住所:〒599-8116
大阪府堺市東区野尻町542-1