こういう類の記事に多いのは
- 小さなことからやってみる。
- まずは手を動かせば脳科学的に段々やる気が出てくる
- そもそもやる気なんて必要ない
上記のような話で、つまりは根本解決にならない。
結局は脳みそがチリチリするようなストレスを伴って何かしらアクションをしなければならず、
1回はできても何度も続かない
のだ。
これがこの類の話の真理で、
1度は乗り越えられたとしても2度目3度目には忘れている。続かない。
結局はやる気の出ない自分に嫌気がさしたり、やらなければならないことが進められなかったり
実害を被る事になる。
こういう記事や動画は人気なのかいまでも生成され続けているけど、
いつも疑問に思うことがある。
なんでみんな「動けない」ことを「動ける」ようにする工夫にばかり目がいくんだろうか。
何で同じ回答ばかり存在していて、おそらく全人類的に進歩してなさそうなものを追って解決を目指すんだろうか。
答えとして僕が思っているのは、
多分みんな、本当のところ死ぬほど真剣に乗り越えたい課題とは思ってないんだろう。
ということ。
ほんとにどうにかしたい!と思うなら、
まずは「最終的にどうなるのが嫌なのか」から逆算して対処すればいい。
さっきも書いたけど、ことの顛末として
- やる気の出ない自分に嫌気がさしたり
- やらなければならないことが進められなかったり
こういった実害を被ることが嫌だから、
「やる気が出ない日の自分とうまく付き合いたい」
んだよね?
てことは、向き合うべきはどうやって動くか、ではなくて、
個別の実害はどうなれば回避できた事になるのか?
なはず。
例えば、「やる気のない自分に嫌気がさす」
何で嫌気がさすのよ?
常にやる気100%もあり得ないし、やる気って必要な時にはわかないし
大体 “やらないといけないこと” なんか、やる気出ないものでしょ?
現実的に「やる気のある自分」という状態を自ら作るのは難しいことを理解した上で
結局は何かをやらなかったダメージをあとで受けるからしんどいんだよね?
だからそうならなければいい。
やる気出なくて取り組めない日を考慮した納期、スケジュール管理をすればいい。
何でか知らないけど、みんな毎日やる気ある前提での納期設定をしていることが結構多い。
そしてエネルギーを使いまくってエネルギー切れしているにもかかわらず無理なスケジュール管理をしていることも多い。
たまにディズニーとか花見とか、飲み会とか入れないと。
ガチのスポーツや芸術、子供達に触れるとか、家族と会うとか。
そういう種々多様な刺激に計画的に触れながら、
エネルギーを蓄えながらのスケジュールを組まないと
「何のために働くのか」「何のために生きるのか」
みたいな不毛でどうしようもないテーマをぐるぐるする事になる。
考えることは楽しいしいいことだけど、囚われるのは愚かだと早めに気づいた方がいい。
あと他の実害で言えば、「やらなければならないことが進められない」
があるけど
その日1日くらい動けなくたっていいような進め方、段取りをすればいい。
雨とか、朝イチの気分とか、午後のミーティングとか
人間は基本弱いのでそれくらいのことでやる気が削がれちゃう。
なので、それを前提に組めばいい。
ただそれだけ。
その日に何かができないからといって、それで進められなくて実害が出ているのは
やる気が出ない時に乗り越えられないのが問題なのではなくて、
その日を迎えていることがもうアウトなわけ。
そこに気づいてからがスタート
ということで、やる気が出ない日にどう向き合うのかってものを
死ぬ気で解決するために考えた結果
出ないなら出ないなりにやることやるし、
向き合っても向き合わなくてもいい。
その1日がやる気ない1日であっても実害を被らないように
計画的に進めればいいだけ
ということになります。
なお、会社員だからそこのコントロールできないんだよ!
というくだらない言い訳をしている人は、
いつまでもこの先もずっとこのテーマで悩んだまま死んだらいいと思います。
上司と相談する、上司にいい感じに嘘ついてうまく調整する。
有給使う。
その他やれることはいくらでもあります。
それが嫌なら転職でも起業でもすればいい。
しょーもないことに悩んでピーピーいってないで、
本質見つけて早い事解決するのが好きです。
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