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昨日の日記で、院卒なのに大企業に行かずベンチャー企業に行ったという話をしました。
このことが結構僕の活動の根源につながってたりもするので、ちゃんと書いておこうと思います。
なぜ院卒で大手に行かなかったか、実は臆病でディフェンシブな理由です。
- 「3人分稼ぐ」
- 同期で埋もれる恐怖
- 夢への道を諦めきれない
- 意識高い系を経る必要性
ざっくり4つの話があります。
「3人分稼ぐ」
正直これは、言い訳なのかもしれません。
僕は高校入るときに親が離婚して母子家庭の長男になりました。
僕以上に真面目な母と妹の三人家族です。
で、ざっくりいうとこのおかんと妹がぶっ倒れても、
自分が自分の家族と共に生きていくためには3人分以上稼がないといけないと思ったんですよね。
そうすると、安定の道ではなくてある程度攻めた選択をせざるを得ない。
例えば僕は理系なので。、大手の研究職で入社したとして7年くらいはずっと平社員。
その間は1人分しか稼げない。
しかもある程度稼げたとして、20年経って会社を出る時に、
そこでの経験以外なくて生きていけるのかという不安もありました。
こんなグータラな人間がホワイトすぎる企業で怠けていたら、20年経っても本当に何にも身につかない。
運良く就職できたとして、結局初年度から未来に不安を持って働くのでは?
日本がいつまでも安心安全で経済大国な保証はない。
自分だけじゃなくて自分の守りたい人と笑顔で居続けるためには、大企業に入ることが本当に正しいんだろうか?
学生の自分ですので、漠然とした不安と、でも間違ってないだろうという感覚の間にいて、
大企業では3人分稼げないと思ったから、ベンチャー企業や起業的な道を調べ始めることになりました。
就活でどの大手に行っても7~8年目の先輩が
「仕事は8時間耐えるもの、土日は家族サービス、身につけたスキルってなんだっけ?」
と言ってたのを見て絶望したからってのも大きかったなあ。
とまあ、実はめちゃくちゃディフェンシブな考え、というかもはやネガティブな考えのもと
大企業以外の選択肢を考え始めたんですね。笑
(毎朝自分を盛り上げるために書いてるはずなのに、なんか暗いぞ。笑)
同期で埋もれる恐怖
大企業行かなかった理由。
同期が優秀すぎる。自分では勝てない。
ギリギリ大学に合格して、院を卒業したと言っても化学が全然できなかった自分にとって、
理系の大手で頭角を表すのはほぼ無理だと思いました。
数百人同期が入ったとして、その中の数人として、
3人分稼ぐようなポジションにつくにはあまりにも頭がなさすぎた。
これはある程度勉強頑張った人ならわかると思うけど、
上には上が居るし、その壁はとてつもなく高い。
自分でやっと理解したことも、奴らは鼻くそほじりながらできる。
しっかりと実力差があって、
埋もれる恐怖から挑戦できなかったというものもありました。
だから大企業へ行くこと自体を愚かだとも思わないし、
大企業で働く人たちを馬鹿にする気持ちは全くありません。
それぞれの事情や考え方あってのことだし、
みなさん無くして日本は、世界は回っていかないわけだし。
夢への道を諦めきれない
稼がないといけない。
でも、自分の夢をそれで諦めるなら、
22歳以降の俺の人生ってなんなんだろうか。
スポーツの現場で熱狂を作ってみたいという夢を
大手に入ることで諦めることになる
大手へはやっぱり、いけないなあ。
「そんなことないでしょ、大手入ったら諦めることになるなんて極端すぎるでしょ。」
という方も多そうですが、やっぱり無理ですよ。
スポーツの現場で理系出身の化学屋さんはなかなかいない。
いても、元いた現場で超優秀だった人です。
人生を選べるのはいつだって、現場で超優秀な成績を叩き出している奴です。
埋もれた人間には良い選択肢はこない。
名が知れないのだから当たり前で、引き合いがないから自分で行くしかない。
ある程度生活できるようになって家族を持った後で、
そんな博打選べる人なんていない。
だから、大手に入ると夢は諦めるしかない。
学生時代の僕が頑張って考えた結論でした。
で、それは避けたかった。
夢への道を残したかった。
もうこれは、わがままですね。
もはやこのわがままのために、
上記の理由をもっともなように固めているだけかもしれない。
今でも、意思決定の際には
自分本位すぎないかを確かめながらやってるつもりだけど、
無意識は意識の何倍も強い。
強固な揺るぎないロジックは、
無意識の中で自分の超絶わがままによって作られてるのかもしれないですね。
ここに関してはどんだけ考えても答えが出ないので、
今は考えないようにしてます。
それがもはや愚かな無意識によるものかもしれないけど。笑
何よりも
もはやそれが自分100%の結果ならば、
それはそれでいいと思ってます。
思うしかない。
意識高い系を経る必要性
最後にこれ。
自分は世間一般から見た優秀な人間にはなれませんでした。
化学もできず、大手のエリート街道は無理だと諦めました。
でも、人並み以上に、三人分の稼ぎを得なければいけません。
だから、どうやって稼ぐのか。
自分一辺倒じゃなくて、ちゃんと世の中に貢献することでしっかりと対価をいただき稼いでいく
社会にとって3人分以上の価値を産まなければ、それを実現することはできない
この難しい命題を乗り越えるために、今目の前の理解できる道筋を歩みながら、
間違っても間違っても経験して学んでいくしかないと思って
意識高い系と揶揄されてもいいからとその道を進んできました。
馬鹿にされたし、理解もされないし
でも、こうやって進んできて良かったと思います。
なんでか、とか今の自分をどう肯定しているかに関してはまた今度にしようかな。
また長くなりすぎた。
ひとまず、今日は
院卒なのに、馬鹿にされながらも大企業に行かずベンチャー企業に行った理由の話をしました。
明日は、デジタルヒーローでこれからしたいことの話をします。
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